自分の境遇がどんなに悲惨で貧乏で最低最悪でも、この日本で生きられないということはまずありえない。
 一度でも追いこまれたことがある人間ならわかると思うのだが、例え、どうにもならない状況になっても、何かしら道がある。

 つまり、何がいいたいかというと、経済的にどんなに追い詰められようとも、この日本で死に至ることはまずありえない。(死に至る場合はなんらかのハプニングである。)
自然に死ぬこと自体、狙ってもそうそうできるものでもない。

それなのに・・・
それなのに、自殺する人間が多すぎる。
自殺する人間は多くの場合、最悪の状況に陥る前に自らその命を絶つ。
おそらく、これから自分がむかえるであろう運命に絶望して死んでいくのだろう。

『自分は、もうこれ以上生きられそうにないから・・・』
『自分はこれ以上生きていてもしかたない。』
『自分なんて生きていても価値がない』

 これだけ生きていてつらいのなら、いっそ死んで楽になろうという考えなのだが、正直、意味がわからない。・・まぁそれは嘘だけど。

 もうどうにもこうにも、にっちもさっちもいかない状況に追い込まれる前に、自殺するという安易な手段で逃げているだけなのだ。
 案ずるより産むがやすし、でもないが、実際に追い込まれてみると、追い込まれても意外と楽だったりする。
考えすぎはよくない。


人間だって、他の動物と同じように、食って寝てるだけでもいいと思う。
この世の中には、本当にお腹がすいたことがあるヤツは意外とすくない。
 たいていの人間は、腹ペコになる前に次の食事をとってしまう。余裕があるうちに当たり前のように給油してると、いつのまにかガソリンのありがたみを忘れてしまう。


 3日間何も食べずにひたすら歩き続けて、ようやくありつけた60円のハンバーガーで泣きそうになったことがあるだろうか。
そんな時、ようやく気づく、ただ食べれるだけでどんなに幸せか。つまらないことで悩んで期待していた自分がバカバカしく思う。
 絶望する前に、いくらでもやれることがあると思う。それなのに、自殺という方法で逃げて周りから、ちやほやされようなんて虫がよすぎる。

君を必要とする人間は誰一人としていないかもしれない、君がいなくても社会は何も変わらないかもしれない。僕はそれでもいいと思う、それで君が死ななきゃいけない理由はないと思う、生きてていいと思う。

  
君が死んだら、誰かが泣く。
だから、君は死んではいけない。
 

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